イラレ(Illustrator)のブレンド機能を使うことで、グラフィックにさまざな表現が可能になります。
今回は文字が波のように連続してウェーブしている「波文字」デザインの作り方をご紹介します!
Illustratorで文字が連なった「波文字デザイン」の作り方
今回はこのように、波のように徐々に変化していく文字を作成していきます!
この記事では、ゆるい波形の形をしていますが、応用次第ではギザギザだったり、ぐわんぐわんに混ざり合っているような表現方法にもできるので、色々試してみてください!
【Step1】テキストの打ち込み→複製→着色
お好きなフォントで、お好きなテキストを打ち込みます。
テキストの打ち込み後、垂直で下にレイヤーを複製します。配置距離などはあとから調整することができので、一旦ざっくりでOKです!
それぞれのテキストに色を付けておきましょう。
【Step2】ブレンドを適用
ブレンドツールを使って、2つのレイヤーをブレンドしていきます。
画面左のツールメニューから【ブレンドツール】を選択し、2つテキストレイヤーをクリックすることで、「ブレンド」が適用されます。
(ブレンドツールが表示されていない場合は、下部の三点メニューの中に格納されている場合があるので、開いて追加してみてください。)
ブレンドがうまく適用できているとこのような形になります。
マシンの環境によって、ブレンドオプションが変わっている場合があるので、変更しましょう。
ブレンドされているオブジェクトを選択した状態で、【ブレンドツール】をダブルクリックすることで、ブレンドのオプションパネルを開くことができます。
【ブレンドオプション】パネルで、[間隔:スムーズカラー]になっていることを確認してみてください!他の設定担っている場合は[スムーズカラー]に変更しておきましょう。
[スムーズカラー]にしておくこと、2つのテキストレイヤーの間を綺麗に埋めてくれるようにオブジェクトが生成される設定になります。便利!
【Step3】波形を適用
2つのテキストレイヤーを選択した状態で、イラレ画面上部メニュー[ワープ]→[波形]を選択します。
[ワープオプション]パネルから、カープを[25%]程度に変更します。(波の大きさを変更しているので、お好みの数値でOKです!)
完成
こちらで完成になります!
アレンジ
【Step3】でワープの形を[波形]を適用してみましたが、[魚眼レンズ]や[旋回]を使ってみても面白い表現になるので、ぜひ色々試してみてみると新しい発見があるかも!
動画で解説
イラレのブレンド機能を使ったテクニック
— ナナ👀デザナビ|デザインを図解で解説 (@wkwdesigner) February 16, 2022
【 波文字 】 pic.twitter.com/sp6aV7ZKk8
イラレのブレンド機能を使って波のようなウェーブデザインの作り方を、ツイッターで動画を上げているので一緒に参考にしてもらえたら嬉しいです!
さいごに
今回はイラレのブレンド機能を使って「波のようなウェーブデザイン」の作り方をご紹介しました!
複雑そうに見えるけど、ブレンド機能を使うことでとっても簡単に作ることができます。ブレンドオプションをちょっと変えるだけでガラッと表現が変わるので、ぜひ色々試しながら作ってみてくださいね−!
ブレンド機能を使った他の表現方法
ブレンド機能を使った他の表現方法もご紹介しているので、合わせてみてください!
文字が連なっているような「多重文字」の作り方を解説しています。
文字が飛び出てくるように見える「立体文字」の作り方を解説しています。