ロゴデザインの勉強からアイディア探しにおすすめ本!初心者〜上級者まで目的別にご紹介!

ロゴデザインにおすすめ本

ロゴデザインを初めて作る初心者の方、ロゴデザインのアイディアがほしい中級〜上級者の方でも、参考になるおすすめ本をご紹介します。

毎年ロゴデザインに関する本が発刊されていますが、自分のスキルのアップデートのために毎年何冊か購入しています。実際に自分で購入した本の中から「ロゴデザインの制作に役に立つ!参考になった!」本をピックアップしてご紹介しています。

  • 「ロゴデザインを作りたいけど、どの本から買えば良いわからない」という初心者の方に向けたおすすめの本
  • 「ロゴデザインを初めて作る!けど作り方がわからない」というに方におすすめしたい本
  • 「ロゴデザインのアイディアの引き出しを増やしたい!」という方におすすめしたい本

上記のような目的別にをロゴデザイン関するおすすめの本をご紹介します!

目次
  1. ロゴデザインの制作プロセス・作り方を読んで学べる本
  2. ロゴデザインの実例を見て学べる本
  3. ロゴデザインのアイディアのヒントになる本

ロゴデザインの制作プロセス・作り方を読んで学べる本

ロゴデザインには、作り手の数だけアプローチや手法があります。そのため、書籍を執筆しているデザイナーによっては、説明されている手順や手法と異なる場合があります。

自分はどんな型がハマるのか、さまざまなアプローチや手法を知るためにも、気に入った書籍を数冊読んでみると良いかもしれません。

ロゴデザインのコツ プロのクオリティに高めるための手法65

難易度★☆☆☆☆
こんな方におすすめ●ロゴデザインをはじめ作る人
●素人感から抜け出せない人
●ステップアップしたい中堅デザイナーの人
内容特徴オリコンやソフマップなどのロゴを手がけ、20年以上、プロのデザイナーとして活動してきた佐藤浩二氏によるロゴデザインの解説書です。著者が実際の仕事でデザインしたロゴ約150点をもとにロゴデザインのコツ65項目を解説しています。

Twitterで「さとうコージィ」さんという名義でも活動されており、ロゴに関するTIPSやテクニックなどを発信されているデザイナー佐藤 浩二さんによる書籍です。

ロゴデザインの「発想方法」「表現手法」「書体選び」など、プロが実践で行っているデザインワークを知ることができるので初心者の方にはぴったりの一冊です。

さらに太さやサイズを整える方法「錯視調整」やバランス良い形にするために「黄金比や白銀比を取り入れる方法」など、中堅デザイナーがもう一歩先に進めためのテクニックやノウハウが詰まっているオススメの一冊です。

ロゴのつくりかたアイデア帖

難易度★☆☆☆☆
こんな方におすすめ●はじめてロゴを作る人
●ロゴデザインをはじめたい人
内容特徴本書はこれからロゴ制作をはじめる人に向けたロゴづくりのいちばんやさしく、そして実践的な解説書です。
デザイナーはもちろんデザインを経験したことがない人でも使いやすいように、基本から実践まで丁寧に解説しています。

初めてロゴを作る人に超入門書としておすすめしたい本がこちら!

単純に作るプロセスだけの説明をしているのではなく『形が与えるイメージ』『色が与えるイメージ』『文字・書体がもっているイメージ』などロゴ作りに役に立つ知識や法則などをも学べることができます。

『図形を組みわせて作る』『図形を立体的に作る』『比率を意識して作る』などロゴデザインのいろんなアプローチから書かれていて、ロゴデザインをどのように作っていけば良いのかがイメージできるので、ロゴデザインが初めての方にはおすすめの入門書です。

ロゴづくりの研究室 (自由自在に文字をデザインする作字テクニック)

難易度★☆☆☆☆
こんな方におすすめ●はじめてロゴを作る人
●作字に挑戦したい人
●ロゴデザインをはじめたい人
内容特徴デザインの意図やコンセプトからどのように具体化するか、相手に伝わるようなビジュアルの作り方などを楽しく読んで学べるという観点から作字を中心としたロゴデザインの方法を紹介する本です。デザイナーはもちろん、商品POPやポスターの作り方に悩んでいる人も参考にできます!

初めてのロゴ作りや作字に挑戦したい人におすすめしたい超入門書がこちら!

『ロゴをデザインするとはどういうこと?』『作字には何が必要?』といった基本的なことから、実践的なロゴの作り方まできちんとプロセスを解説されている本です。

お題となる言葉が持つ意味やイメージをロゴで表現したり、お題に沿ったロゴを作って完成までのプロセスを紹介されているので、初学者の方にとってもわかりやすい内容となっています。

パスクール-パスで描く文字デザインの学校

難易度★☆☆☆☆
こんな方におすすめ●はじめてロゴを作る人
●作字に挑戦したい人
●パスの書き方から学びたい人
内容特徴本書ではパスの学校「パスクール」に入学したキャラクター達と一緒にIllustratorを使用して、パスの基礎からそれを応用した文字デザインまで学んでいきます。初心者はパスの基本的な扱い方について理解を深めることができ、経験者は文字デザインのクオリティをアップできるなど、実践で使える情報が満載の1冊です。

グラフィックツールのパスの書き方から学んで文字のデザインをしたい人にピッタリな1冊です。

学校をテーマに本書が展開していくので「1限目はパスの書き方と考え方」「2限目はロゴ作例を作ろう」のように授業が進んでいくように学べるので、ロゴを作る上で大切なパスの書き方やテクニックなど基礎から丁寧に解説されているので学びがとても多いです。

ロゴデザインの教科書 良質な見本から学べるすぐに使えるアイデア帳

難易度★☆☆☆☆
こんな方におすすめ●これからロゴデザインを学びたい人
●ロゴデザインの制作に自信が持てない人
●クライアントと打ち合わせをする際に方向性となる見本が欲しい人
内容特徴「平凡なロゴ」を「印象に残るロゴ」に変える知識とヒントがまるごとわかる!
ロゴ制作の基本から、展開の仕方まで、ずっと役立つ知識が詰まっている!

こちらもロゴデザインの入門書としておすすめの1冊です。

「ユニクロ」「今治タオル」「セブン&i」などのブランディングを手掛ける日本を代表するクリエイター佐藤可士和さんの『ロゴづくりのアプローチ』『ロゴとはどうあるべきか』などを話されているインタビューから始まります。(決して難しい話ではないです!)

そこから「ダイナミックなロゴ」「スピード感あるロゴ」「エレガントなロゴ」「和モダンなロゴ」「親しみ感あるロゴ」などテイスト別に実例が掲載され、1つづつ分析され、丁寧に解説されているので、ロゴデザインの際に必ずヒントになる本です。

要点で学ぶ、ロゴの法則150

難易度★★☆☆☆
こんな方におすすめ●ロゴをロジカルに設計したい人
●ロゴデザインをはじめたい人
内容特徴組織やサービスの内容を視覚的に伝えるロゴには、様々な造形上の工夫が施されており、その法則をわかりやすく解説したのが本書です。

「要点に学ぶ」シリーズのロゴに関する本です。

本書は大きく前半・後半に分かれており、前半では近代ロゴトレンドから、制作プロセス、商標登録、ロゴマニュアルなど、ロゴに関する基礎知識が学ぶことができます。後半では、配色の考え方や、和文・欧文ロゴのポイントなどロゴデザインに関わる項目を幅広く、網羅的に端的に学ぶことができるので、読んでおいて損はない一冊です。

毎日ロゴ

難易度★☆☆☆☆
こんな方におすすめ●ロゴをはじめて作る人
●ロゴのアイディアがたくさんほしい人
●ロゴの上達方法が知りたい人
内容特徴ロゴデザインを考えるための17種類の発想法、実際に制作した1年366個のロゴ、仕事で制作したロゴの事例を紹介。
ロゴデザインに必要な発想力と造形力を鍛えるための手法が惜しみなく公開されています。

著者の石川竜太氏がロゴデザインを上達させたいために、はじめた練習「毎日ロゴ」の実際の記録を書籍化したものになります。

1日1つづつ制作されている中で、ロゴデザインに必要な『発想力』と『造形力』を鍛えるための手法が惜しみなく掲載されている本になっています。

ロゴをデザインするということ。成功と失敗から伝える、君へのアドバイス

難易度★★☆☆☆
こんな方におすすめ●アイデアの出し方からクライアントと作業する人
●ブランド・アイデンティティ制作の受注から完成までのプロセスを知りたい人
●デザインのプレゼンをする人
●ロゴアイデアの出し方や、デザイン料の計算知りたい人
内容特徴ロゴデザインをメインに、ブランド・アイデンティティ制作の受注から完成までのプロセスにおいて知っておくべきポイントを、著者自身や著名デザイナーの多くのケーススタディを用いて紐解きます。一連のプロセスの中で、優れたロゴについてはもちろん、アイデアの出し方からクライアントと作業するためのヒント、さらには消耗しがちな情熱を絶やさない方法なども紹介した、デザイナー必読の一冊です。

ロゴデザインの制作工程ももちろん参考になる一冊ですが、「どんなロゴが優れていると言われるのか」「ロゴをクライアントと上手く作り上げていくためにはどのようにするべきか」「ロゴのプレゼンはどのようにするべきか」など、ロゴをデザインしていく工程だけではなく、前後の流れも総合的に学ぶことができる一冊です。

ロゴデザインの関わるなら知っておくと良い知識やビジネスマインドまで解説されているので、おすすめです。

ロゴデザインのロジック

難易度★☆☆☆☆ (初心者向け)
こんな方におすすめ●実例のロゴの解説/ロジックが知りたい人
●幅広いジャンルのロゴの制作プロセスが見たい人
●デザイナーにデザインイメージをうまく伝えられない人
●クライアントに対して、プレゼンで商品などの説明をしなければならない人
内容特徴『ロゴデザインのロジック』では、さまざまな業種の企業・団体・ブランド・プロジェクトのロゴを収録・掲載しています。ただロゴのみを掲載しているだけでなく、各ロゴのデザインの目的とそれを実現するためのコンセプトを聞き取って、解説しています。

日本を代表する企業やブランドのロゴの『目的』『ねらい』『デザインコンセプト』の解説から、Webデザインやツールなどのブランディング展開事例まで掲載されている本になります。

デザイナーはもちろんですが、プレゼンなどクライアントに説明を行うディレクターの方などでも参考や学びがある本です。

ロゴデザインの現場 事例で学ぶデザイン技法としてのブランディング

難易度★★★☆☆ (初心者向け)
こんな方におすすめ●著名デザイナーの思考・手法やプロセスが知りたい人
●有名ブランド・ロゴの制作プロセスが知りたい人
●アイディア出しから、ロゴ制作、プレゼンまでの工程を知りたい人
内容特徴気鋭デザイナーの制作現場に密着。クライアントへのヒアリング、アイデアスケッチ、ラフ制作、プレゼンテーション、デザインの精緻化、ガイドラインの作成と、すべての工程を詳らかにすることで、デザイナーという職業の実際、そして「デザインの今」に迫ります。

『コージィデザインの佐藤浩二さん』『ONO BRAND DESIGNの小野圭介さん』『QUO DESIGN styleの田中雄一郎さん』のよるロゴデザインだけではなく、もう少し踏み込んだ『ブランディング・CI・VI』をテーマにしたデザインメイキングの解説書になります。

日本で著名デザイナーの、クライアントのヒアリング方法、アイデアスケッチ、ラフ、プレゼンといった発注〜納品までのすべての工程を学ぶことができる貴重な本になっています。すべての工程で、それぞれ各人の考え方や注意点など解説も入っているので、一流クリエイターの手法や思考を覗き見ることができる一冊となっています。

事例で学ぶブランディング ランドーのデザイン戦略大公開

難易度★★★☆☆
こんな方におすすめ●超大手広告代理店の手法を学びたい人
●有名ブランド・ロゴの制作プロセスが知りたい人
内容特徴1941年に米国サンフランシスコで創業し、世界19か国に43拠点を持つブランディング会社、ランドーアソシエイツ。オリンピックのエンブレムや世界的に知られる有名企業の仕事を手がけてきたランドーのブランディングの手法を徹底解説したのが本書です。東京オフィスで手がけた国内企業の事例を中心に、国内外の実例を紹介しています。

世界19か国に43拠点を持つ世界的に有名なブランディング会社「ランドー」による、ブランディングの手法を徹底解説した本になります。

国内事例では「小田急グループ」「渋谷スクランブルスクエア」「キッコーマン」などの手掛けるランドーのブランド開発プロセスから戦略まで実例を元にぎっしり解説されている本になります。

ロゴデザインだけではなくブランド戦略などを考えているデザイナー・ディレクター・プロデューサーの方におすすめしたい本です。

ロゴデザインの実例を見て学べる本

ここからはロゴデザインの実例がたくさん掲載している本をご紹介していきます。

すべての本を買うというよりは、2〜3冊買って手元におくことでロゴ制作する際にパッと手にとってヒントやインスピレーションを探すために役に立つような『ロゴデザインの実例を見て学べる本』をご紹介します。

究極のロゴデザイン: 精鋭クリエイティブディレクター、アートディレクターの思考と表現から学ぶ。

難易度★☆☆☆☆
こんな方におすすめ●作例をたくさん見て、ロゴデザインのセンスを磨きたい人
●著名デザイナー・アートディレクターのテクニックを学びたい人
●クライアントへのプレゼンにもっと説得力を持たせたい人
内容特徴注目の企業や商品のロゴ&マークを制作している、日本を代表するクリエイティブディレクター、アートディレクターの、最新のロゴデザインを一挙公開。
ロゴ&マークや展開例だけでなく、ロゴの耐久性や機能性など、ロゴデザインの鍵を握る”フォント”にも着目し、目的に合わせたフォント選びや、オリジナルフォントの設計など、どのようにしてブランドイメージを視覚化しているのか、プロセスを交えて紹介しています。

日本を代表するクリエイター佐藤可士和(SAMURAI)さん、永井一史さん、水野 学さんをはじめとする、合計26組のクリエイターによる、高品質なロゴが1000個掲載されています。

ロゴ作品集として最初の一冊にとってもおすすめな本です。

信頼・誠実を大切にする 業種別ロゴのデザイン

難易度★★☆☆☆
こんな方におすすめ●「信頼・誠実」のキーワードでロゴを制作している人
●実例のロゴをたくさん見たい人
●ロゴのツール展開事例までみたい人
内容特徴信頼性や誠実さが求められる企業のロゴを、子どもの成長を助けてくれる教育、健康を守ってくれる医療、豊かな食を支えてくれる農業、住環境を整えてくれる建設などの業種別に紹介します。店舗やツール、商品などへの展開例も掲載。ブランディングの参考にもなる一冊です。

ロゴを作っていると「信頼感のあるロゴ」「誠実のあるロゴ」が求められて、それらのキーワードをもとに制作する機会があるかと思います。私もそういったキーワードで作るときは度々あるんですが、「信頼感とは?誠実感とは?」と上手く言語化ができなかった時に、見つけた本がこちらです。

「信頼・誠実」が求められる『医療・建築・法律』などの業種に絞ったロゴをまとめて紹介している本になります。ロゴのみの掲載だけではなく、ポスターやパッケージ、空間デザインなどどのように展開されているのか詳しく掲載されているので、とても参考にもなる一冊です。

実例つきロゴのデザイン

難易度★★★☆☆
こんな方におすすめ●さまざまなジャンルのロゴを見たい人
●ロゴのデザインに加え、商品パッケージやショップツールも見たい人
内容特徴本書では、ロゴのデザインに加え、商品パッケージやショップツールなどに効果的に展開されている使用例を併せて紹介します。ロゴのサイズや配置、配色バランスなど、ロゴを生かしてどのようにデザインしていくのか、ブランディングや商品開発などに役立つ必携の1冊です。

フード・リビング・サービスとジャンルが分かれて、いまどき感あるロゴデザインを中心にまとめられている作品集です。ロゴデザインに加え商品パッケージやショップツールなどに展開した使用例も合わせて掲載されています。

個人的に、ロゴデザインをプレゼンする際に「こんな店舗サイン(看板)イメージになりますよ」などロゴを展開した際にどう見えるかなどのイメージを作る際に参考にさせてもらっています!

アニメ・ゲームのロゴデザイン

難易度★☆☆☆☆
こんな方におすすめ●アニメ・マンガ・Vtuber・ゲーム関係のデザインを作る人
内容特徴2010年から2022年までに公開された作品のロゴデザインを一挙掲載した事例集です。
幅広いジャンルの事例とともに、担当デザイナーによる解説コメント、ロゴメイキング、インタビュー、コラムを収録。

アニメ・ゲーム・VTuber関係のエンタメに特化しているロゴデザイン事例集です。

「おおかみこどもの雨と雪」「オッドタクシー」など著名な作品のロゴができるプロセスやインタビューなども掲載されているので、エンタメ系に関わるデザインを作る方にはとってもオススメのロゴ本です。

最近多く見かけるVTuberさんロゴなども多数掲載されています。

亜細亜の漢字ロゴデザイン

難易度★★★☆☆
こんな方におすすめ●アジア圏内のロゴを見たい人
●漢字のロゴを見たい人
内容特徴漢字を用いた使ったグラフィックス/ロゴデザインの作品集。
日本、中国、台湾、香港、韓国の漢字ロゴタイプ、ブランド・アイデンティティ、広告、印刷物などたっぷりと紹介されています。
中国系および日本人デザイナーへのインタビュー記事や、個性的な新作漢字フォントの活字見本なども掲載。

他のロゴ本ではなかなか無かったアジア圏内だけにフォーカスあてたロゴ集です。

日本・中国・台湾・香港など漢字をメインとしたコミュケーションの国ならではの面白いロゴばかりです。ロゴを作っている方・作字を作っている人にもオススメの本となっています。

ロゴロジック―実例から学ぶロゴデザイン

難易度★★★☆☆
こんな方におすすめ●作例をたくさん見て、ロゴデザインのセンスを磨きたい人
●著名デザイナー・アートディレクターのテクニックを学びたい人
●ロゴのロジックやコンセプト・展開事例まで見たい人
内容特徴ロゴづくりのプロフェッショナルである日本タイポグラフィ協会理事・高田雄吉が、40年の経験で培ったロゴデザインのノウハウを紹介します。今までデザインした作品を実例に、成り立ちや制作秘話を解説。

ザ・教科書のような表紙ですが、中身は著者の高田雄吉さんが40年間作り上げてきたロゴの作品事例や、デザインのノウハウやプロセスなど詰まっている1冊になっています。

日本のロゴ・マーク50年

難易度★★★☆☆
こんな方におすすめ●時代の変遷でロゴの変化を見てみたい人
●日本企業の昔のロゴを見たい人
内容特徴1969年創刊の『日本レタリング年鑑』から『日本タイポグラフィ年鑑2019』まで、40冊の掲載作品の中から名作約1000点を紹介します。年代を追って日本のタイポグラフィ50年の変遷や系譜の検証を試みることができる書籍。日本タイポグラフィの歴史を縦覧し、「今」を知ることができるとともにアーカイブとしても永久保存版となる1冊です。

年代を追って日本のロゴを50年の時代ごとの変遷を見ることができる本。なかなかロゴの変遷をまとめたような本はなかったりするので、どのように時代に合わせてロゴデザインが作られてきたのか参考になる本です。

解説とかはほぼなく、カタログのような本などでずらっと並べられているロゴを見ていくような本になっています。

LOGO

難易度★★★☆☆
こんな方におすすめ●世界のロゴを見たい人
内容特徴世界をリードするエキサイティングなスタジオからの最新のロゴを、視覚的特徴で80以上のカテゴリーに分類し、由来や特徴の解説と併せて紹介。アイデンティティ・デザインの歴史、発展が一望できる一冊。

世界中から集められて優れたロゴ1600点を紹介されているロゴの本になります。

世界で著名なデザイナーのロゴを、ひと昔から最新のロゴまでを俯瞰してみることができる随一のロゴバイブル本です。日本のロゴがまとめられている本は数多くありますが、世界のロゴが見れる本はなかなかなかったので、こちらは貴重な本一冊です。

デザインノート

難易度★☆☆☆☆
こんな方におすすめ●さまざまなジャンルのロゴを見たい人
●著名デザイナー・アートディレクターのテクニックを学びたい人
内容特徴著名なクリエイターへのインタビューや、作品のラフ案から完成までの取材を通して、デザインの仕事の実際を感じ取ることが出来るデザイン誌「デザインノート」のロゴを中心とした特集

作品のラフ案から完成の秘話、クリエイターへのインタビューなどを掲載して、定期的に発行されていたデザイン誌「デザインノート」で、ロゴデザインに関する特集を組まれていた本もオススメです。

ムック本ですが、中身はとても充実しており読み応えも、作品事例本としても持っておいて良い本です。

ロゴデザインのアイディアのヒントになる本

ロゴのデザインでヒントやインスピレーションを得るには、必ずしもロゴに関する書籍だけではないです。

他にもたくさんいろんな本や知識から、ロゴのアイディアのきっかけになる場合もあります。ここでは紹介しきれませんが、こんなジャンルの本もオススメ、という本もご紹介します。

フォントのふしぎ ブランドのロゴはなぜ高そうに見えるのか?

難易度★★☆☆☆
こんな方におすすめ●ロゴの使用するフォントについて学びたい人
●フォントの歴史を知りたい人
内容特徴高級ブランドのロゴはなぜ高級そうにみえるのか?、 Aの右側の棒はなぜ太いのか?
欧文フォントにまつわる素朴な疑問に答えてくれるトリビアの本。

ロゴデザインでは、文字のデザインが絶対に必要になってくるため、文字・書体に関する知識を頭に入れておくことは大切です。

日本のタイポグラフィデザイナー小林章さんによる、欧米で撮った写真270点とコラム70本でひもとく知られざる欧文フォントの秘密や、フォントの起源・歴史、フォントのバックグラウンド、意味のあるフォントの使い方などを丁寧に解説している本。

初心者の方にももちろん、中級者〜上級者まで学びがある一冊になっているのでおすすめです。

ロゴデザインのアイデア1000

難易度★☆☆☆☆
こんな方におすすめ●ロゴアイディアが見たい人
●1つのアイディアからのロゴ展開が見たい人
内容特徴ロゴとタイトルロゴデザインの見本帳です。さまざまなロゴデザインの見本が載っているので、デザイナーさんがアイデアに煮詰まったときにおすすめです。信頼感・堅めのビジネス系ロゴ、デザイン性・おしゃれなクリエイティブ系ロゴ、伝統・和・高級路線のコンサバティブ系ロゴ、女性・ソフトなナチュラル系といったテイストごとに分かれており、会社やお店のロゴ、作品のタイトルロゴを作るときに、使えるヒントがいっぱいです。

1つのお題からどんなロゴデザインのバリエーションを展開していくアイディア集。

例えば、『個人カメラマンのロゴ』というお題に対して、いろんな色・形・レイアウトなどのロゴに展開していくのが見え、ロゴデザインのアイディアを考える際の切り口として、とても参考になる本です。

シンプルだけど強い! 点・線・形から生まれるデザイン

難易度★★☆☆☆
こんな方におすすめ●点・線・形の形状を使ったアイディアがほしい人
●ロゴ以外からインスピレーションがほしい人
内容特徴デザインにおける最も基礎的な要素である点・線・形こそが、すべてのデザイナーをインスパイアし、魅力的な作品を生むために積み上げるべきブロックの1ピースなのだ。以上の真実を、すべての創作者に教えてくれる作品を選りすぐってアーカイブしたのが、本書『点・線・形から生まれるデザイン』である。

ロゴデザインのシンボルマークを考える際のアイディアになる一冊です。

点・線・丸・三角・四角などの図形の組み合わせ方を学べる本で、アイディアを広げていく際のヒントとして読んでいる本です。

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